お洋服についての考察。

上京して最初の年、私はお洋服がほとんど買えなかった。単純に食べることで精一杯だったことが主な原因だった。

数着しかないオフィス向けなのかもわからない私服を着回していた。

(ある日、カーディガンが乾かなくて半乾きで出勤したら、当時働いていた同い年の女の子に風邪を引くだろう!と怒られて、ジャケットを貸してもらったこともある。)

社会人になって買ってもらったスーツも靴も、どんどん使い込んでボロボロ。

それでも見窄らしく見られるのは嫌だったから、色んなもので誤魔化した。

可愛い服を着る人や、可愛い人が純粋に羨ましかった。

親友や妹が着なくなった服を送ってもらったことも多々ある。嬉しいけど、とても悲しかった。お洋服を買うこともままならないなんて。

東京で住むって苦しさをまだ知らなかった。

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何万円もするコート、古着屋さんで買えば(状態にもよるけど)ワンコインで買えてしまう。

これは今日買ったもので、全部で2300円くらい。

その他も、普段は手に取れない値段のものだって有り得ない安さで手に入る。

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これもそう、スカートとニットは150円、ブラウスは新品で1100円!驚きですよ。状態も綺麗!

雑誌で見たことのあるブランドのものも古着だけど、大切に使えば長く過ごすことができる。

むしろ可愛ければブランドなんて関係無い、自分が好きなものを好きなように着ることが大事。

「今日は何着て行こうかな?」

こうやって選ぶことが楽しい、なんて知らなかった。選ぶ幸せ、楽しさ、女で良かったなあって思います。

昇格してあの頃に比べてお金も増えた、使う時間は激減したが…。仕事は短く的確スピーディーに、を明日から実行する!プライベート大事にする!

決意はここまでに。

お洋服を選べる時間だけ自由になれた、好きなものを纏うって気持ち、此処に来て初めて知った。

お金は増えた、でも、私の心の豊かさは変わらなかった。上京して初めて、たった1着、しかもセールで買ったブラウス、それを手に出来て幸せだったというあの頃の気持ちと。